【強盗被害あり】スペイン-バルセロナで実際にあったスリ体験の話
こんにちは YASUです。
スペイン-バルセロナには6ヶ月留学してました。
結論:バルセロナはスリ大国なので注意しても狙われやすいです。
相手は2人組みで、いきなり声をかけてきたので、怪しいと思い無視をしていたら、いきなり腕を掴まれ時計を引きちぎられ強盗されました。
走って追っかけたけど、逆に危険を感じたので諦めた。
冒頭からすいません。
バルセロナは治安が悪いです。
なので、実際にあった強盗&スリの特徴について解説します。
記事を読んで対策してください。
【強盗被害あり】スペイン-バルセロナで実際にあったスリ体験を激白
いきなり結論ですが、気を付けているだけでは意味ないです。
僕も滞在中は常にスリには気を付けていましたが、結局狙われました。
なので気をつけるというよりは、どうやってスリを行うのか特徴や行動を知っておくと、仮に狙われても盗まれないように対策がとれます。
ようするに、まずは「敵を知る」ということが大切。
実際にスリに狙われた時の特徴や行動パターンは下記です。
- フレンドリーに話しかけてくる
- 道を訪ねてくる
- いきなり握手をしてくる
- 階段を登る時に背後を狙う
- ポケットに堂々と手を入れてくる
- リュックの外側のチャックを狙う
- マック(マクドナルド)内で声をかけてくる
- 時計を引きちぎる(スリではなく強盗)
全てバルセロナに滞在していた時の実際にあったスリ体験です。
上記の状況を解説していきます。
フレンドリーに話しかけてくるタイプ
いかにも友達みたいなそぶりで仲良くしようと、知らない人が声をかけてきます。
割といきなり友達のようにニコニコしながら声をかけられると、ノリでこっちも相手に合わせて仲良くしようとしてしまいがちです。
特に2人以上で近づいてきて話しかける場合が多いので、目を合わせないですぐにその場から離れる方がいいです。
声をかけられても全く反応しないで、無視をして歩く。
以外とすんなり相手は諦めることが多いです。
たまにしつこい場合もあるが、こっちがかなり嫌がるそぶりをすると諦めてくれます。
このようなことから、割と友達のように話しかけてくるスリには無視していれば大丈夫です。
いきなり握手・またはハイタッチをしてくるタイプ
先ほどのフレンドリーに話しかけてくるスリとほとんど似てます。
今回のスリの特徴はフレンドリーに声をかけながら、握手やハイタッチをしてくるタイプ。
フレンドリーに話しかけるスリの応用編みたいな感じです。
いきなり握手をされると、人によっては反射的に握手を返す場合があるのでかなり注意。
スリは人の行動心理を上手く使ってきます。
そのまま握手をすると、腕につけている時計などを奪おうとしてきます。
もしくはそのまま握手の後はハグなどをして体を密着させ、ポケットに入ってるもの(スマホ)を盗もうとします。
これも先ほどと同様に、完全に無視をしてその場から立ち去ると、そこまでしつこく追ってはこないです。
万が一、とっさに手が出てしまい、ノリで握手をしてしまった場合でヤバいと感じたら、思いっきり手を振り払って怒れば、すんなり手を離してくれます。
逆にあまりにもしつこい場合は叫ぶのが一番!
道を訪ねてくるタイプ
このタイプのスリは人の親切さにつけ込んだ悪質タイプ。
特徴は、大きな地図を広げて地図を指差して道を訪ねてきます。
これも上手く心理を使ったテクニックで、困ったフリをして相手に地図を見せてきます。
そうすると、地図を広げた下腹部が死角になるので、そこでポケットに手を入れてスマホや財布などを盗もうとします。
そもそもスペインにいて、日本人に道を訪ねてくる時点でおかしいです。
なので、この場合も無視をしてその場から離れる。
地図を広げてきても、わからないなど言ってすぐ立ち去るのが一番。
道を聞かれても立ち止まらない。
階段を登る時に背後を狙うタイプ
バルセロナでは街から街に移動する時はメトロ(地下鉄)を使うことも多いので、階段の利用率も高くなります。
地上に上がる時に自分の背後にくっついて上がってくる人はスリの可能性ありです。
階段を上がっていると背後が死角になるのでリュックや斜め掛けバッグなどは階段を上っている最中に狙われやすいです。
リュックやバッグなどを身につけている場合はめんどくさくても階段を上がる時は毎回体の前に持ってきて上がるようにする。
リュックの外側のチャックを狙うタイプ
階段を上がる時に狙うタイプとほぼ同じで、リュックや斜め掛けバッグをしているとターゲットにされやすいです。
特に人が多いところ(電車の中)または人通りが多い「ランブラス通り」などは人との密着度が増すので、平気でチャックを開けて盗もうとします。
電車の中や人通りが多いところでは、なるべく体の前に荷物を持ってくる。
ポケットに堂々と手を入れてくる老婆
バルセロナの地下鉄は東京と同じくらい駅から駅までの距離が近いです。
なので観光名所がある地下鉄を通ると人の出入りも多く、電車の中は密集するので、若者に限らず、老婆でも平気でポケットに手を入れてきます。
こっちが気付いても、「ごめん、ごめん」みたいな感じで何事もなかったかのような態度をとります。
人にもよりますが、上記のようなシュチュエーションでした。
さすがに老婆までスリだと、全ての人を疑うしかない。
というより、慣れた手つきで平然とやってたので、日常茶飯事だと思う。
貴重品はポケットに入れておかない。
密集しているところでは、常にスマホなど貴重品は握りしめておく。
マック(マクドナルド)内で声をかけてくるタイプ
旅行で来る方はおそらく旅行に来てまでマックにはいかないと思いますが、これから留学を検討されている方のために説明しておきます。
マックの中にあるイートインスペースで食事をしていると、高確率で話しかけてくる人がいます。
テーブルにスマホや財布などを置いて、食事をしていると「お金を恵んでください」と言って来る人がいます。
すぐ立ち去らないので、小銭でもあげようと財布に目が入ってる隙にテーブルに置いてあるスマホを盗んでいこうとします。
テーブルに貴重品を置いて食事をしない。
話しかけられても、無視をするか、スペイン語で「あっちへ行け」と強く言って意思表示する。
盗む気はなくて、ほんとに困っている人もいるかもしれないが、判断がつかないので、とにかくかかわらないのが一番。
時計を引きちぎるタイプ(スリではなく強盗)
このタイプはさすがに人が多いところではやらないです。
人の気配がない場所や早朝や夜の時間帯を狙ってきます。
これもフレンドリーに話しかけてくるタイプで、いきなり話しかけてきて、手に身につけているものに「これカッコいいねー」みたいに話しかけてきます。
そしてそのまま強引に時計のバックル部分を引きちぎって走って逃げ出します。
基本2人以上で行動している。
そもそも人通りが少ないところへは行かない。
もしくは、人が少ない時間帯(早朝・夜)に街を出歩かない。
スペイン-バルセロナで安全なところはどこにもないと思う
これからスペインに旅行や留学を検討される方にとっては、怖いと思われたかもしれませんが、ガチです。
これまで話してきたスリや強盗の話は僕自身が実際に体験したことをご紹介しましたが、下記では同じ留学生が体験したスリの話も解説しておきます。
留学生の母親がバルセロナに遊びに来た時のスリ体験
日本人の留学生の母親がせっかく娘が留学しているということで、遊びに来たそうです。
滞在期間は2〜3日程度。
そしてその滞在中、観光している時にスリの被害に遭いました。
スリの被害に遭った場所は「電車の中」だったそうです。
降りてからバッグが空いていることに気づいたそうで、盗まれたのは財布。
斜め掛けのチャック付きのバッグに入れていたそうです。
斜め掛けのバッグを横にしていたから大丈夫だと思っていたそうですが、チャックを開けられ、結果的に財布を盗まれるハメになりました。
クラブで遊んでいる最中にバッグごと盗まれた留学生
バルセロナには、海沿いにクラブがあり、朝まで踊ったりお酒を飲んだりすることができます。
ビーチのところにクラブがあるので、そのまま外に出入りすることもでき、若い男女が集まる人気のスポットになっています。
ということはスリにとっては狙いやすい場所であり、酔っ払いはカモ。
そんな時に留学していた子がほんの一瞬バッグを置いて離れてしまい、戻ってきたらバッグごとなくなっていました。
女の子に声をかけられてボディタッチされ、ポケットからスマホを盗まれた
3〜4人の女の子が楽しそうに話かけてきて、体を密着させ、その隙にポケットからスマホを盗んでいました。
その時は僕も一緒にいたので、明らかに怪しいと思い、「ああいう女は気をつけた方がいいよ」と言ったそばからスマホを盗まれていました。
盗まれた友人が走って追いかけたら、すんなりスマホを道路に投げ捨て返してくれていました。
留学生はスリ率高めかも・・・。
学校でも多くの留学生がスリの被害に遭ったという話を耳にしました。
狙われやすいのは日本人だけではない。
スリに遭いやすい男女の特徴について
これまでいろんなスリの体験をしてきた僕が思うスリに遭いやすい男女の特徴をまとめてみました。
男性の特徴
- お尻のポケットに財布を入れている。
- 海外に来ていることで気分も上がり、知らない人でもノリで会話してしまう。
- 荷物(貴重品)を置いたまま、その場から離れる。(店内のカフェなどでよく見かけた)
- 一人で行動している(鍛えているから大丈夫だろうと思い込む)
- 旅行で気分も上がり酔っぱらう。
- ブランド物やアクセサリーを身につけている
女性の特徴
- 貴重品をバッグにたくさん入れて歩いている
- 斜め掛けバッグをしている
- 荷物を置いたままその場から離れる。(店内のカフェなどでよく見かけた)
- ブランド物やアクセサリーを身につけている
留学中に上記に当てはまる人をよく見かけました。
滞在中にとった事前のスリ対策の方法をご紹介します
これまでの内容は全て実際にあったスリや強盗の体験をご紹介してきました。
ただ、これだけ狙われたのに強盗以外はスリで盗まれたことは滞在期間中一度もありません。
僕がスリ対策をしたのは下記だけです。
- リュックではなく、ナップサック(狙われまくったので変更した)
- 長財布ではなく、2つ折り財布で大金は入れない
- パスポートは持ち歩かない(コピーしたものを持ち歩く)
- とにかくすべての人を疑う
- なるべく1人行動は避ける(狙われた時は1人が多い)
- 時計・アクセサリーは身につけない(強盗被害後)
最も大事なのは滞在中はすべての人や周囲を疑うことです。
あとは、大事なものは持ち歩かない方がいいです。
パスポートに関しては、オリジナルを失くしたり、盗まれたらかなりめんどくさくなるので注意です!
パスポートは「身分証」代わりになるので、いざという時のために、コピーしたものを持ち歩くといいです。
なぜこんなにも僕がスリや強盗に狙われたのか
ここまで読んでいただくと、「どんだけスリに狙われやすいんだよ」
と思うかもしれません。
【結論】狙われやすい行動をとっていたから。
ここまで狙われやすい人や対策などを説明てきましたが、実はスリに狙われやすい行動を僕自身がしていたからです。
スリに狙われた理由は下記です。
- 1人行動をしていた
- 夜道に普通に出歩いていた
- 外チャック付きのリュックをしていた
- クラブで朝帰りをしていた
- 時計・アクセサリーをしていた
まぁ狙われるのは当然の結果です。
なので、対策をとるようになりました。
強盗にあったのも、クラブから帰る時で、バルセロナで最もスリが多い「ランブラス通り」を通ってしまったからです。
早く帰りたかったために、危険と分かっていながら早朝の人がいない時間帯に通ってしまいました。
スリは多いけど対策を事前にしていれば大丈夫!
スペイン-バルセロナではスリ大国とも言われているほど、スリが日常茶飯事で行われています。
ただ、事前にその国や街の特徴を理解し、対策をとってさえいれば問題なしです。
街も歴史的な建造物があちこちにあり、ビーチも最高で、食べ物も美味しい!
観光客もたくさんいるので、いざという時は助けてくれる人もいます。
唯一スリや強盗にあって良かったと思うこともあります
バルセロナに住んでいた時は、この街はほんとにスリが多いなと思っていました。
でも、今思うと貴重な体験もたくさんできたし、実際にブログで記事のネタにすることもできました。
僕にとってはすべての体験や失敗は人生において、どれも大事な思い出(財産)になりました。
長くなってしまったので、今回はこれくらいにします。
スリが多いのは事実ですが、街並みや海も素晴らしいとこなので、また行きたいと思います。
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