【体験談】スペインに7ヶ月留学してつらいと思い帰国したくなった話
こんにちは YASUです。
スペインには2度留学し、つらい経験をしました。
留学先の街はスペインの「トレド」「タラベラ」「バルセロナ」
今回はそんなスペインに留学し、経験してつらいと感じたことを話します。
スペインに7ヶ月留学してつらいと思い帰国したくなった話
僕はスペインに合計7ヶ月留学していました。
- トレド:1週間 (フットサル留学)
- タラベラ:3週間(フットサル留学)
- バルセロナ:6ヶ月(語学留学)
結論を言うと全ての留学でつらいと思い恥ずかしながら帰国したくなりました。
理由として大きく分けると3つあります。
- 現地の食べ物に飽きる
- 言葉が話せない
- 街に飽きてくる
上位の3つが原因でつらいと思い早く帰国したくなりました。
なのでこの3つについて深掘りしていきます。
留学を検討されている方は参考になると思うので、ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。
現地の食べ物に飽きる
正直留学する前は食べ物なんて現地に住めばそのうち慣れてくるだろうと思ってました。
たまたまかもしれませんが、留学先で出会った日本人全ての人が現地の食べ物に飽きたと言ってました。
トレドとタラベラに関しては滞在期間が短かったので、食べ物に飽き始めたくらいに帰国できました。
ただ、現地の食べ物が美味しくないというわけではないです。
滞在期間が長くなると日本食が恋しくなりすぎてヤバイ
バルセロナに関しては6ヶ月もホームステイしていたので、さすがに日本食が恋しくなりすぎてヤバくなります。
日本に住んでいるとわかりませんが、海外に長く滞在するとこんなにも日本食が恋しくなると思ったのは初めてでした。
長いといってもたったの6ヶ月ですよ。w
もう日本食が食べたすぎて、ある意味中毒になっていたかも。
もちろん日本食屋もありますが、値段が高すぎて毎回はいけないです。
とりあえず醤油があると助かる
日本食屋は値段が高すぎるのでさすがに毎回通っていたら、お金がなくなります。
なので結局、自炊するようになりました。
※ 他の日本人留学生も同じ感じで、自分で作っている人もいました。
ホームステイだとホストマザーがご飯を作ってくれる
ホームステイをしているとホストマザーが夜ご飯だけは作ってくれますが、まぁ飽きてくるし、物によっては美味しくない・・・。
僕以外に同じ家に留学してきた他の国の留学生も食べ物に飽きたり、美味しくないと言って、結局ピザをデリバリーしてました。
さすが外人、意思表示がハッキリしてる。w
僕はさすがに残すことは出来ませんでした。
美味しくないものはハッキリと意思表示した方がいい
美味しくないものは外人のようにハッキリ意思を示さないと、何度も同じようなものを出してくるようになるので、美味しくない物にはハッキリ意思表示した方がいいです。
トレドとタラベラに関しては留学中はホームステイ先に同じ日本人も留学していましたが、やっぱりみんな自炊で日本食になっていました。
ちなみに僕がタラベラに留学していた時に自炊して作ったご飯はこんな感じ。↓
材料はこれだけ
- 米
- ツナ缶
- 卵
- マヨネーズ
- 醤油
醤油はスペイン語でSalsa de sojaなので覚えておいて損なし。
スペインで最も役に立った調味料です。
とりあえずこれだけで、日本食を堪能してました。
バルセロナでもホームステイはしていましたが、最も食べたものといえば、マック(マクドナルド)だったかもしれません。
結論:マックは世界共通で美味しい!
やっぱりバーガーはどこの国で食べても美味しいです。
味も変わらないし、お財布にも優しいので留学中の終盤はマック率が半端ない。
とはいえ、スペインの料理が美味しかったのは事実。
食べ物は美味しいのは間違い無いですが、ただただ、長期滞在すると飽きてくるんです。
言葉が話せない
もしかしたら同じ考え方を持つ方が多いかもしれないので話しておきますが、日本でもある程度勉強しておいた方がいいです。
当時の僕の考えはこんな感じ。↓
という考えで全くスペイン語を話せないまま勢いで留学しました。
ある程度は日本で勉強しておくべきだった。
同じ日本から留学してきた人に話をしてみると、スペイン語の基礎知識は日本で学んできている人が多かったです。
なので、飲み込みも早く、日に日にスペイン語が上達していました。
その結果、僕以外の日本人留学生はみんな日常会話ができるようになっていました。
僕は全く日本でもスペイン語を勉強していなかった・・・、ごめんなさい1ヶ月だけECCでスペイン語の勉強したことがありました。
でもほとんど話せていない。
語学学校では孤独を感じました・・・
バルセロナに語学留学していた時は、世界各地からスペイン語を学びに留学してきた人たちと同じ学校に通い勉強していました。
そこで、人生で初めて心の底から学校に行きたくないという気持ちが強くなり、だんだん授業をサボるようになり、公園で現地の子供達とサッカーしてました。
授業が一人だけついていけないと孤独を感じる
周囲はみんな英語が話せるので、わからない時は英語で教えあっていましたが、僕の場合は英語も話せないので、完全に積みました・・・。
街に飽きてくる
スペインの街はどこに行っても歴史を感じれる風景で、とても感動的です。
バルセロナの丘の上にあるちょっとしたテーマパーク内の建物(ティビダボ)
特に一つの街に観光名所となっているところが密集しているので、行きたいところは数日あれば行き尽くすことが可能です。
なので、実際に住んで序盤に観光しまくると、行くところも限られてきて移住してきた最初の頃のような感動がなくなってきます。
スペインに留学して日本とのギャップを感じました
スペインでは日本と違ってみんなのんびりしているし、シエスタと言って、お昼休憩もとにかく長いです。
お昼休憩みたいな感じです。
ただ、この休憩時間がとにかく長いのが特徴。
お店によっては2〜3時間以上はお昼休憩を取っていたと思います。
特にタラベラという田舎の街で、僕が住んでいた場所ではお昼の休憩時間はほとんどのお店がシャッターまで閉めていました。
なので、お昼時間は街が「シィ〜〜〜〜ン」としています。
もはや時が止まっている感じ。
静かすぎて日本とのギャップをものすごく感じました。
日本はやっぱり働きすぎなのかなと感じる
正直スーパーまでシャッターを閉めていたので、いざ買いたい物があっても午前中で買い出ししておかないと、次にお店が開くのは15時とか16時くらいだったのでさすがに不便と感じました。
日本の生活に慣れすぎているせいだと思います。
これで経済が成り立っているのがほんとすごいと思ったのと、同時に日本人は働きすぎているのかなぁと思うようにもなりました。
時間にゆとりがあったので、人生について深く考えることができました。
つらい経験はしたけど留学して良かったと思う
留学してつらい経験はたくさんしたけど、今では留学してほんと良かったと思います。
留学したことで、スペインという国をより深く知ることでき、逆に留学して日本を離れたからこそ、日本の良さも物凄く実感できました。
日本では当たり前のようにコンビニもあり、食べ物もいろんなものもあるし、実際海外に行かなくても世界中の食べ物を食べることもできます。
水も綺麗で、どのお店に入っても無料で飲み放題。
スペインではどのお店に入っても基本は水を飲むにしても有料です。
こうして実際に体験してみることでスペインの良いところや悪いところ、日本の良いところや悪いところが見えてきます。
結果的にはどっちの国も好きですね。
やっぱり留学する前に頭でイメージしているよりも、実際にその国にいってその街の空気や街並みを肌で感じるべきだと思う。
よく「海外に行けば人生や価値観が変わる」と言われますが、ほんとに僕は変わりました。
なので留学を検討されている方はすぐに予定を立て、思い切って行くべきだと思います。
迷ったら行動しよう!
割と行動してみると、迷っている時間が無駄だったと思うようになります。
スペインにはまた行きたい
留学中はつらいこともあり、早く帰国したいという気持ちもありましたが、それでもやっぱりまたスペインには行きたいと思っています。
旅や留学をすることで、より日本での生活がどれだけ幸せなことなのかも改めて実感できるし、とにかく人生は一度きりなので生きているうちにいろんな世界を見てみたい。
今回はこの辺で終わりにします。
さいごに、スペイン語もいいけど、やっぱり英語も必須だと留学中に実感しました。
語学留学だと世界中からスペイン語を学びに来るので、英語が話せれば友達をたくさん作れると思う。
僕は英語もできずにジェスチャーとノリ、ちょっと覚えたスペイン語と英語を組み合わせてなんとか対応するしかなかったです・・・。
でも行って良かったです。
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