成長するには『無知の知』を知ることです【バカは小利口に勝る】
〜今回のひとこと〜
バカは小利口に勝る、つまりバカは自分が無知だと自覚している
こんにちは YASUです。
自分は無知であることを理解しつつ、生きてきました。
ということで、本題に移ります。
なにかに挑戦し、成長する上で大切なことは『無知の知』ですね。つまり「自分は無知だと知る」ことから始まり、そこには自分の「プライドは不要」だということです。そしてプライドを捨ててる人は圧倒的に学びの精神が強く、成果を出してる人が多い気がします。変にマウントは取らず、プライドなんてものは捨てた方が生きやすいですね。
上記を深掘りします。
無知の知を知り、プライドを持たず、成長していきましょう。
成長するには『無知の知』を知ることです
無知の知とは、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの言葉です。
紀元前470年頃の言葉ですが、成長には欠かすことのできない、人間の本質ですね。
「無知の知」を知る理由
言い方が悪いですが、世の中には、カモにされる人がいます。
鴨は捕まえやすい鳥であることから、騙しやすい人を鴨と言うようになったようですが、現代で考えると下記です。
- 大手キャリアのスマホを使う
- お金持ちは給料が高いと思い込む
- 銀行で投資信託を買う
たとえば上記です。
分かりやすく言うと、次のとおりです。
- 大手キャリアのスマホを使う → 格安SIMと機能は変わらないのに、高い
- お金持ちは給料が高いと思い込む → 給料が高いのではなく、株などでお金持ち
- 銀行で投資信託を買う → シンプルに手数料が高く、リターンが低い
ちょっと考え、調べれば分かることですが、世の中には摂取構造が多いです。
そして、騙される人が多いのも事実…。
情報弱者は、無知の知を知らない件
ダニング=クルーガー効果という言葉はご存知ですか?
ダニング=クルーガー効果とは、能力の低い人は自分の能力を過大評価する。という認知バイアスの仮説です。そしてこの効果は自分が優れているという一種の思考の錯覚を指します。
つまり、大半の人は「自分は世の中のことを、わりと知っている」という勘違いをしていると言うことです。
このような認知バイアスにより、「気付かぬうちに摂取され続けている」人生を送っています。
そして、本記事のキーワードでもある、”無知の知”を自覚していないために、摂取されていることすら気づかずにカモられているということです。
言い方が悪くて、すいません…。しかし、わりと事実だと思います。
無知の知を知る、そして理解することで、成長できる
タイトルにも書いている「バカは小利口に勝る」という言葉はホリエモンが言っていた言葉でもありますが、まさにこの言葉の意図には、無知の知を意味づけられていますね。
「バカ(無知)だと自覚しているからこそ、小利口(知ってるつもりな人)に勝る」
特に、経営者の方だったり、なにか成果を出されている人とかは、「自分が無知」だと自覚していたりします。
そして、自分が無知だと自覚しているからこそ、物事の本質を理解しようと実際に体験してみたり、知識を深める努力をされていますよね。
自分は無知だと認めることが大事
まずは、「自分は無知だと自覚しておく」といいですね。
そのためにも「素直さ」が大切だと思います。
たとえば、なにかに挑戦するときなど、自分の考えだけでやろうとせず、「自分は無知である」と認めて、日々学習し、先人たちの考えを素直に受け入れ、真似をすることが大切かなと思います。
そして、相手を受け入れ、考え方だったり、やり方を真似するといった行為には、プライドが邪魔をしてくると思います。そういったプライドにより成果につながりにくかったりもします。まずは「なるほど」と言う言葉を使い、受け入れましょう。
※ 注意点:無知を自覚するのと、素直さを持つことは大切と言いましたが、間違った解釈をすると、逆に騙されやすいとも言えます。経営者の方が騙されたと言った話はよく耳にしますよね。このように素直さが裏目に出ることもあります。
大切なことは自分が無知であることを自覚した上で、”自分で学び続ける”ことです。
無知の知を受け入れ、プライドを捨てる方法
心を折るしかないです。
失敗 → 挫折 = プライドが折れる
挑戦して失敗を繰り返すと挫折しますよね。
たとえば、10回くらい挑戦したら9回くらいは失敗し挫折しますね。
そして、挑戦している過程の中で、「挫折し、心が折れる」ということが起きます。
実際に僕はサッカー選手を目指していましたが、21歳の頃に人生最大の挫折を味わい、心が折れました。今でこそ良かったと思いますが、当時は「なんで自分がセレクションをお願いして受けなければいけないんだ」とか、「スカウトマンの見る目がないんじゃないか」、、とか思ってましたね。
折れたプライドは捨てる
そして、僕の場合は折れたプライドを捨てて、開き直ったことで、愚直に行動することができるようになりました。
折れてしまったものは、修復が困難なので、捨てた方がいい。
心が折れると、一時的にショックが大きいですが、時間が経った後に振り返ったりすると、わりとその時に持っていたプライドとかが無駄だったなと気づいたりします。
物を減らすとかも同じだと思います。
※ 今の僕の持ち物はバックパックに全て収まる程度。
プライドを無くし、挫折の苦しみを楽しむ
変人のような考えですが、至ってマジメです。
というのも、何度も挑戦して挫折を繰り返していくと、「圧倒的な成長」があります。
人間が持ってる適応能力は優れてるもので、こういったことを繰り返していくと、仮に「挑戦してる時に、辛いな…。」と思った時に、ふとこれまでの経験を思い出し「なるほど、ここを乗り越えたらまた一段階成長できるな」と気づくことができます。
なので、僕はわりと逆境の中にすぐ飛び込んだりしてます。
※ 勢いで独立とかはおすすめしませんが、おすすめです。
いきなり会社を辞めて収入0で独立もしましたが、案の定失敗の連続で、精神的に追い詰められたりもしましたが、その苦しみを楽しみつつ生きています。
» 参考:【精神崩壊!?】アフィリエイトを勢いで独立して失敗した話
借金があり、収入も0のまま勢いで独立なんかすると、ほぼ100%失敗しますが、経験から言えることは、これまでの人生で“これでもか”と言えるほど爆発的に成長しますね。
最後に:哲学者ソクラテスの名言をどうぞ
ということで、今回はこれくらいにしようと思います。
古代ギリシャの哲学者であるソクラテスが言った「無知の知」は今もなお現代、そして未来にも生き続ける言葉であり、人間の成長を促す本質でもありますね。
最後に、ソクラテスの言葉を一部ご紹介して終わりにします。
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身に付けたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
人間の美徳はすべてその実践と経験によっておのずと増え、強まるのである。
自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。
汝自身を知れ。
このように、言葉は何年経とうが、どの時代でも生き続けることができるからこそ、僕はブログにハマったのかもしれませんね。
おわり。
追記:哲学者ソクラテスについて興味がある方は、古代ギリシャで哲学が生まれるその有り様を浮き彫りにした一冊を貼っておきます。
哲学の誕生: ソクラテスとは何者か
これを読んでも、人生が変わるわけではないです。
しかし、知ることは学びの始まりだと思います。
夜のお供にどうぞ。
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