若者は物欲がないのはウソ ← 本音は「お金と安定」が消えただけ
〜今回のひとこと〜
欲望とは、手元にないものだけを追い求める
こんにちは YASUです。
今の僕は、わりと物欲はありません。
バックパックに収まる程度で生活できてます。
ということで、本題に移ります。
テレビで評論家の方が、最近の「若者は物欲がない」です。その原因が「スマホの普及」「スマホ脳過労」により、買う気力が減少しているからです。といってましたが、スイマセン、ここはシンプルに「お金がない」からじゃないですかね。心の中では「お金があれば、欲しいものも買うし、豊かな暮らしをしたい」と思ってる人が大半だと思う。
上記の内容を深掘りします。
今回は「若者は物欲がない」話です。
後半では、過去に「物欲が強すぎて、浪費していた」時の話を記載しました。
若者は物欲がないのはウソ ← 本音は「お金と安定」が消えた話
原因は「お金」ですよね。
今の日本の経済状況に「将来の不安」を感じてる若者が大半だと思いますが、こんな状況の中でお金を使うなんて無理かなと。
収入が安定していれば、消費する話
記事を読んでる若い方がいたら、少しイメージしてみてください。
- 会社では「終身雇用」がある
- 頑張れば昇進できる
- 年齢とともに給料も上がる
- 老後は年金も入ってくる
上記のとおり。
もし、こういった条件だと、どう思いますか?
僕も考えてみたのですが、こういった条件だったら「お金を使うかも…」と思います。
結婚して家族がいる方なら「マイホームでも買おうかな」と思うかもしれませんね。
定年まではずっと仕事ですが、お金を使わずに貯めていても仕方ないですよね。年齢とともに給料も上がっていく訳ですし、定年後は退職金もあれば、年金も入ってくるので、多少は贅沢したり、ちょっと良い車を買ったりしても良さそうですよね。
こういった条件が保証されているなら、お金を使うと思います。
悲報:若者が「お金と安定」を失った事実
結論として、次のデータを見てみてください。
画像を見ると分かりますが、今の日本では「正社員は、あまり減少していない」という状況です。平成16年からほとんど変化なしですね。緩やかに減少している感じです。
しかし「非正規」の方を見てみると、年々増加傾向にあります。
では、誰が非正規になっているのか?← それが若者ですよね。
日本労働法だと正社員をリストラするには、4つほど条件があり、それを全て満たさない限り、簡単には切ることはできません。
そして、非正規が増えている若者が多い原因は「将来への不安」「正社員として働くメリットがない」からだと思います。
- 終身雇用は崩壊
- 頑張っても昇進できない
- 年功序列の崩壊
- 年金が貰える保証がない
上記のとおり。
若者が失ったのは「物欲ではなく、お金と安定」という事実が分かりますね。
お金持ちの世界は、観て楽しむだけ
というわけで、若者にとっては、正社員になるメリットがない世界ですが、そこでの娯楽が「YouTubeやNetflixやソシャゲ」とかかなと思います。
月額1,000円とかで、無限に時間を消費できますからね。
YouTubeの人気動画に違和感あり
例えば下記の動画です。
こういった動画はよく見かけますが、よくバズってますよね。
高級車に限らず、高級な腕時計を買ったり「〇〇を買う」といった動画は定期的に出してる人が多いですね。
そして、こういった動画を見てるのは若い層が多いので、やはり皆さん興味はあるんだと思います。しかし「いいなぁ、欲しいけど、自分には夢のまた夢の話だな…」とか思いつつ、そこを目指そうという考えとかは、たぶんほとんどいないと思います。
動画で消費するだけで良くなってるんですかね。
「物欲を認める = 負けを認める」ことになる
お金が有り余るくらい持っていれば、たぶん物欲も強くなると思いますが、とはいえ大半の人は「自分は物欲がないから、仮にお金があっても、別にこんな高いものなんて買わないかな」と表現します。
しかし、その背景には「物欲を認める=負けを認める」に繋がるからとも、予想できます。プライドだったり、強がったりしているのかなと。
または「どうせ買えないので、それなら最初から”物欲がない”と言っておいた方が気持ち的にも楽」という感じではないですかね。
もちろん、人によってはお金がなくても「絶対自分も、お金持ちになって高級車を買う」といったモチベーションを持ってる人もいると思いますが、ここはあくまでも僕の感想です。
なので、わりと無意識にこういった思考になっている若者も多いのかなと。
今は物欲はないけど、過去に浪費癖が強かった話
今の僕はあまり物欲がありません。
冒頭でも話したとおり、基本的に行動しやすいようにバックパックに収まる程度の物しかありません。
とはいえ、昔は物欲が強すぎて、暇さえあればAmazonを見つつ、ポチってました。
毎月10万円を浪費していました…
最近の僕は家に引きこもりつつ、ブログ書いたり、FXトレードをやったり、読書や筋トレしてるくらいなのですが、過去には常にお金ばかり使って浪費していました。
- 最低でも1万円以上の服を買う
- 毎月10万円分くらいは何かを買ってる
上記のとおりです。
なんというか、欲しいものがそんなになくても、Amazonを見つつ、気づいたら買ってるということが多かったです…。
面倒くさがりなのもあり、トイレットペーパーだったり、歯磨き粉だったり、冷凍食品など、ちょっとスーパーに行けば買えるものとかでも、Amazonでポチってました。
そして、気づくと毎月10万円以上使ってたほど、物欲が収まらなかったです。
(命名すると、ポチポチ病ですね)
とはいえ、今はもうハイブランドの洋服も着てなければ、買ってもないですし、無駄なものを買うことがなくなりました。基本的に何か欲しいと思った時は一度冷静に考え「今それは、本当に必要なものなのか?」と自問自答するようになりました。
唯一今でも買ってるのは「本」くらいですね。
自己啓発系から哲学、マーケティングなど、知識を増やすために本には投資をしています。
お金は「日常のストレス除去」に使うのが吉
お金を使って、ブランド物を身につければ「承認欲求」を満たすことができます。
しかし、個人的に思うのは、お金は「日常のストレスを無くす」ために使った方が、幸福度は高まります。
- 電車移動ではなく、タクシーを使う
- 毎回毛を剃るのは面倒なので、脱毛する
- 環境の良いところで、家を借りて住む
例えば、上記のとおり。
高級ブランドを買ったりするよりも「日常のストレスを除去」ですね。
今の僕は特にこういった使い方をした方が、満足感があります。
なので、今後はお金の使い方を意識して、自分の幸福度を上げるために使っていく予定です。
本質は「失う恐怖」かもです
幸福度について話しましたが、ぶっちゃけ本心では「お金を失う恐怖」かもです。
今は好きなことをやりながら、お金を稼いでいたりしますが、ぶっちゃけそれまでは、働くことがダルかったです。会社で働いていた時は、ずっと同じ作業を繰り返し、毎日が同じ日常で、その時はお金にも困っていなかったのですが、ぶっちゃけダルかったですね。
正直なところ「毎日仕事したり、稼ぐ」とかってダルいですよね。
とはいえ、お金を使ったら無くなるし、生きてるだけでもお金はかかるので、結局働くしかないし、、、それなら質素な暮らしでもいいのかなと、思ったりもします。
日本の将来はあまり良くないです・・・
というわけで、今回はこのくらいにします。
ちょっと暗い日本の話について書いてしまいました。
しかし、事実として今後の日本も、暗いです。
消費税も上がり続けているし、少子高齢化していますし、終身雇用も崩壊していますし、コロナ禍により、相次ぐ倒産、希望退職者を募集という名のリストラなど、、、なかなかポジティブな要素が見当たらないです。
しかし、僕が思う唯一の希望は「IT分野」で勝負することだと思っています。
僕は20代まではずっと肉体労働しかやってこなかったのですが、28歳の海外留学をキッカケに「今後の未来を生き抜いていくためには、ITしかない」と気づき、帰国してからはパソコンの勉強をして、30歳を機会に思い切ってIT分野に転換しました。
パソコンをまともに使い始めたのも、30歳くらいからです。
早い遅いとか関係なく、やるかやらないかだと思っています。
そして、今後も僕はIT分野で生きていきます。
おわり。
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【20代の方へ】終身雇用の崩壊、さらに年金の受け取りも危うい現代、そして悲しいことに、人生100年時代とも言われている世の中です。あくまでも僕の予想ですが、定年も伸び続けていくと思っています。それはつ
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